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実家が空き家になる前に年末年始に家族で話し合っておきたいこと

 年末年始の“家族の時間”を使って、実家の今後について話すのがベスト

年末年始は家族が集まりやすいタイミング。親御さんが高齢だったり、子世帯が別に暮らしていたりして「いずれ実家が空き家になるかも…」と感じているなら、この時期に以下のようなテーマを家族で話し合っておくのが安心です。

  • 実家の今後を「維持」「活用」「売却/処分」など複数の選択肢で整理

  • 相続や登記、名義変更に関する基本の理解と方針決め

  • 維持コストや管理責任、遺品整理・家財の扱いなど負担の所在

これらを事前に話し合うことで、将来のトラブルや無用な出費を防ぎ、家族間で合意を得やすくなります。以下で「話すべき具体項目」「話し合いのコツ」「注意点」「その後の流れ」を順に解説します。


なぜ“今・年末年始”なのか — 先延ばしのリスク

  • 空き家が増える背景には、高齢化・人口減少・世帯の分離があるため、実家が将来空き家になる可能性は決して珍しくありません。

  • 一度放置された空き家は維持費だけがかさみ、劣化・管理コスト・税金負担・近隣トラブルなどの“負動産化”リスクがあります。

  • さらに、2024年に義務化された不動産の相続登記義務化により、相続後は3年以内に登記を行う必要があります。放置すると過料(罰則)の可能性もあります。

つまり、「先延ばし=リスクの放置」。年末年始という節目に、家族で将来を見据えて話す価値は高いのです。


年末年始に家族で話し合いたいテーマ一覧

1. 将来の実家の「使い道/処分方法」の方向性

  • 今後誰が住むのか?子世帯が戻る可能性は?

  • 維持する場合の管理方法(誰が管理責任を持つか、コストはどう分担するか)

  • 貸す、売る、リノベーション・活用するなど他の選択肢を検討

2. 所有名義・登記の扱い方・相続の考え

  • 実家が親名義であれば、相続になったときの名義変更(登記)の手続きの考え方

  • 相続税・固定資産税、維持費、管理責任の共有か分担か

  • 相続人が複数いる場合の共有持分の扱い、意見の違いへの備え

3. 実家の状態確認とコスト試算

  • 建物の劣化状況、設備の老朽化、修繕の必要性

  • 空き家管理(通気・換気・定期巡回・清掃など)にかかるコスト

  • 固定資産税、維持費、管理費などの見通し

4. 家財・遺品整理の方針と段取り

  • 家財や家具、日用品、仏壇などをどうするか(残す・譲る・処分など)

  • 遺品整理するなら、誰が、いつ、どのように手配するか

  • 遺言書やエンディングノートの有無、親の意向を確認

5. 家族としての合意とドキュメント化

  • 話し合った内容を議事録やメモとして残す

  • 将来の共有持分や管理ルール、費用分担などを書面で確認

  • 必要に応じて、専門家(司法書士・税理士・不動産業者など)に相談する可能性も検討


話し合いをスムーズにするコツ

● 感情的にならず、情報と数字をもって話す

たとえば「維持費はどれくらいかかるのか」「税金は?」など、感覚ではなくデータで話すと合意が得やすくなります。空き家相続トラブル専門の提案でも、こうした情報の共有が最も重要とされています。

●親が元気なうちに、希望や意向を聞いておく

親御さん自身がどう考えているかを早めに確認することで、後から感情的な対立になりにくくなります。

●選択肢を複数用意する — 二択にしない

「維持 or 売却」だけでなく、「一定期間保持した後売却」「誰かが所有して、管理を委託」「賃貸 or 貸す」「活用する」など複数の選択肢から家族で検討すると、現実的で納得感のある結論が出やすくなります。

●話し合った内容を記録・共有する

口頭だけでは後から「言った/言わない」で争いになりやすいので、議事録やメモ、あるいはメールで内容を残すのがおすすめです。これが後のトラブル防止につながります。


話し合い後に考える流れ:判断から行動まで

  1. 話し合いで方向性を決める(維持・売却・活用など)

  2. 実家の状況をチェック(築年数、修繕必要箇所、設備、立地など)

  3. 必要であれば複数の専門家またはサービスに査定・見積もりを依頼

  4. 家族全員で費用負担や責任分担、将来の管理体制を確認

  5. 決定後、必要な契約・登記・整理・活用プランの準備を進める

この流れを年末年始をきっかけに始めることで、時間的余裕も生まれ、家族の負担も軽減できます。


なぜ「空き家活用」を早めに考えるべきか

  • 空き家を放置すると、建物の劣化や管理コスト、税金、近隣トラブルなどの“負担の連鎖”が起きやすい。

  • 相続登記義務化により、将来的に名義のまま放置すると法的・手続きの負担が増える可能性がある。

  • 逆に、リフォーム、賃貸、売却、活用などを検討すれば、実家は「資産」「収入源」「安心の拠り所」に変えられる可能性がある。

つまり、先延ばしせず、家族でしっかり話し合って方向性を決めることが、後悔しないための第一歩です。


空き家活用TEAMRからのご提案

年末年始の家族の時間を使って「実家の今後」を本気で考えるなら、私たち 空き家活用TEAMR がお手伝いいたします。

  • 実家の状況に応じた活用プランのご提案(賃貸・売却・リノベーション・貸しスペースなど)

  • 市場価値の査定や維持コスト試算、必要なリフォームの見積もりサポート

  • 家族間の話し合いや意思決定をスムーズにするための情報提供

「親が元気なうちに話したい」「実家をただ放置したくない」「負担ではなく資産に変えたい」――そんなご家族の思いを、ぜひ一度ご相談ください。

実家を“思い出の場所”として残すか、“未来の価値”として再定義するか。あなたとご家族にとって最適な選択を、一緒に考えていきましょう。