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秋の空き家はカメムシに注意!10月に確認したい侵入防止対策を解説

秋の空き家はカメムシに注意!10月に確認したい侵入防止対策を解説

10月の空き家は、カメムシの侵入に注意が必要です。

カメムシは10月から11月ごろに越冬場所を探して建物内へ入り込むことがあります。

窓や網戸、換気口などのわずかな隙間から侵入するため、秋の空き家点検では侵入経路を確認しておくことが大切です。

春日市や京都市などの自治体も、秋のカメムシ対策として隙間を塞ぐことや周辺の草木を管理することなどを案内しています。 (京都市)

空き家の場合は、人が暮らしている住宅よりも異変を発見しにくいため、カメムシ対策をきっかけに建物全体の状態も確認しましょう。

10月の空き家にカメムシが侵入しやすい理由

カメムシは気温が下がる秋になると、冬を越すための場所を探して行動します。

日当たりのよい外壁などに集まり、窓の隙間や換気扇口、給排気口などを通って屋内へ侵入することがあります。

2〜3mm程度の隙間から侵入できると自治体も案内しているため、一見すると問題なさそうな窓やサッシも確認が必要です。 (京都市)

また、カメムシは刺激すると独特の臭いを発するため、室内に大量に入り込むと清掃や対処に手間がかかる可能性があります。

空き家では普段から窓を開けたり室内を掃除したりする機会が少ないため、侵入したカメムシを発見するまで時間がかかるケースも考えられます。

まず確認したいのは窓と網戸

10月に空き家を訪れたら、最初に窓や網戸を確認しましょう。

特に注意したいのは、次のような場所です。

窓とサッシの隙間

網戸の破れやずれ

窓枠の劣化部分

玄関扉周辺の隙間

外壁と建具の接合部分

カメムシは非常に小さな隙間から侵入するため、目視で分かりにくい部分まで確認することがポイントです。

隙間が見つかった場合は、住宅の状態に応じて隙間用テープなどを利用する方法があります。

ただし、建物の換気や排水などに必要な部分まで塞がないよう注意しましょう。

換気口や給排気口も確認する

窓と同じように、換気扇口や給排気口もカメムシの侵入経路になる可能性があります。

特に長期間使用していない空き家では、換気設備の周辺にほこりや虫の死骸などがたまっていないか確認しておくとよいでしょう。

ただし、カメムシの侵入を防ぐために換気口や給排気口を塞いでしまうのは適切ではありません。

換気設備にはそれぞれ役割があるため、設備の機能を妨げない方法で対策することが大切です。

必要に応じて、専門業者に状態を確認してもらいましょう。

建物の外側にカメムシが集まっていないか確認する

空き家の点検では、室内だけでなく建物の外側も確認しましょう。

カメムシが外壁や窓周辺に多く集まっている場合、近くに侵入経路がある可能性があります。

特に確認したいのは、次のような場所です。

窓の周辺

玄関付近

外壁

換気口周辺

建物に接している庭木

夜間に照明が点灯している場所

カメムシは光に集まる性質があるため、自治体では不要な照明を減らしたり、防虫用の照明を利用したりする方法も紹介されています。 (京都市)

空き家で夜間照明を使用している場合は、本当に必要な照明なのかを確認することも対策の一つです。

庭木や雑草の状態も確認する

空き家のカメムシ対策では、建物だけでなく敷地内の草木も確認しましょう。

カメムシは植物を利用して繁殖するため、周辺にカメムシがつきやすい植物がある場合には、適切に管理することが予防につながります。

京都市や春日市も、草木の手入れや除草を対策の一つとして案内しています。 (京都市)

10月の空き家点検では、次の点を確認しましょう。

庭木が建物に接触していないか

雑草が伸びすぎていないか

窓周辺に植物が密集していないか

害虫が大量に発生していないか

庭木や雑草を適切に管理することは、カメムシ対策だけでなく、敷地の景観や周辺環境を維持するうえでも重要です。

カメムシを見つけても潰さない

室内でカメムシを発見した場合は、手で潰すことは避けたほうがよいでしょう。

カメムシは刺激を受けると臭いを発するため、潰すことで室内に臭いが残る可能性があります。

自治体では、隙間を塞ぐ予防対策のほか、状況に応じて殺虫剤を使用する方法なども案内しています。

殺虫剤を使用する場合は、必ず製品の使用方法や注意事項を確認し、換気などにも配慮しましょう。 (京都市)

大量発生している場合や、自分で対応することが難しい場合は、害虫駆除の専門業者などへの相談も選択肢になります。

カメムシ対策と一緒に空き家全体を点検する

10月の空き家点検では、カメムシだけを確認するのではなく、建物全体の状態も確認することが大切です。

国土交通省は、長期間使用していない住宅では不具合を発見しにくく、傷みが進行しやすいため、建物の外部や内部の点検、通気や換気、通水、清掃などを定期的に行うことが重要だとしています。 (国土交通省)

カメムシ対策と併せて、次のような場所も確認しましょう。

屋根や外壁に異常がないか

雨漏りの跡がないか

窓や建具が破損していないか

室内にカビや異臭がないか

害虫や害獣の痕跡がないか

庭木や雑草が繁茂していないか

郵便物が長期間たまっていないか

建物の換気が適切に行われているか

一度の点検で全てを判断する必要はありませんが、異常を見つけた場合は放置せず、必要に応じて専門家へ相談することが重要です。

空き家の放置はカメムシ以外の問題にもつながる

カメムシの侵入そのものが、直ちに空き家の法的な問題になるわけではありません。

しかし、空き家を長期間放置して建物や敷地の管理が不十分になると、衛生、防犯、防災、景観などの面で周辺環境に影響を及ぼす可能性があります。

国土交通省も、適切に管理されていない空き家が周囲にさまざまな影響を及ぼすことを示しています。 (国土交通省)

また、空家等対策の推進に関する特別措置法では、適切な管理が行われず、そのまま放置すれば特定空家等になるおそれがある状態の空き家を「管理不全空家等」として扱う制度があります。

自治体による指導や勧告などの対象となる場合もあるため、所有者は適切な管理を続けることが重要です。 (国土交通省)

そのため、カメムシの発生を単なる害虫問題として捉えるのではなく、空き家の管理状態を見直すきっかけとして考えることも大切です。

10月の空き家点検を今後の活用を考える機会に

10月は、カメムシが越冬場所を探して建物へ侵入しやすくなる時期です。

窓や網戸の隙間、換気口、玄関周辺などを確認し、必要に応じて適切な侵入防止対策を行いましょう。

さらに、庭木や雑草、外壁、屋根、室内の状態なども確認しておくと、空き家の異常を早期に発見するきっかけになります。

一方で、遠方に住んでいる場合や、仕事などで定期的な管理が難しい場合は、自分だけで空き家を管理し続けることが負担になることもあります。

国土交通省も、自分で管理することが難しい場合には専門業者などへの依頼を検討するよう案内しています。 (国土交通省)

空き家の管理に悩んでいる方は、管理を続けるだけでなく、売却や活用など今後の選択肢について考えてみることも大切です。

空き家の管理や売却、活用について相談したい方は、「空き家活用TEAMR」へお問い合わせください。

空き家活用TEAMRは、全国の空き家を価値ある不動産に変える集団です。

所有している空き家について、どのように管理すればよいのか、今後どのように活用できるのか、売却を含めて検討したいなど、空き家に関するお悩みがある方は、ぜひご相談ください。