10月に実家へ帰省したら確認!空き家になる前に見たいチェック項目
10月に実家へ帰省したら、家族で過ごすだけでなく、将来空き家になる可能性を考えて住宅の状態を確認しておきましょう。
特に確認したいのは、屋根や外壁などの建物外部、雨漏り、水回り、換気、防犯、庭木や雑草、郵便物、重要書類です。
国土交通省も、空き家管理では通気や換気、排水設備の通水、庭木の剪定、郵便物の確認などが重要な管理項目になるとしています。
空き家になってから問題を確認するのではなく、人が住んでいるうちに状態を把握しておくことで、今後の管理や売却、活用について考えやすくなります。
10月の帰省で最初に確認したい建物の外観
実家に到着したら、まず建物を外から確認しましょう。
屋根、外壁、雨どい、軒、窓などに破損や劣化がないかを確認します。
特に台風や強風、大雨があった後は、屋根材のずれや破損、外壁のひび割れ、雨どいの破損などがないか注意しましょう。
国土交通省の空き家管理チェックリストでも、建物の傾き、屋根の変形、外装材のはがれや破損、屋根材の破損などが確認項目として示されています。
ただし、屋根に上るなどの高所作業は転落事故につながるおそれがあります。
自分で無理に確認せず、必要に応じて専門業者に点検を依頼しましょう。
雨漏りや室内の水濡れを確認する
建物の外側を確認したら、室内の状態も確認します。
天井や壁にシミがないか、壁紙が浮いていないか、床が湿っていないかなどを確認しましょう。
押し入れやクローゼットの中も確認しておくと安心です。
普段あまり開けない場所では、湿気やカビの発生に気付きにくいことがあります。
雨漏りや水濡れを発見した場合は、放置せず原因を確認し、必要に応じて専門業者へ相談しましょう。
また、気になる箇所は写真を撮っておくと、後から家族や業者と状態を共有するときにも役立ちます。
窓や玄関などの防犯状態を確認する
将来空き家になる可能性があるなら、防犯面も確認しておきたいポイントです。
玄関や勝手口の鍵が正常に作動するか、窓の鍵に不具合がないか確認しましょう。
雨戸やシャッターが設置されている場合は、正常に開閉できるかも確認します。
窓ガラスの破損や、建物への侵入につながるような箇所がないかも確認しておきましょう。
空き家は人の出入りが少なくなるため、不法侵入などの問題が発生する可能性があります。
国土交通省も、空き家を適切に管理することは防犯面でも重要だとしています。
庭木や雑草の状態を確認する
10月の帰省では、庭の状態も忘れずに確認しましょう。
夏の間に伸びた雑草や庭木の枝が、敷地外へ伸びていないか確認します。
庭木が道路や隣接する土地に大きく張り出している場合は、周囲への影響が生じる可能性があります。
また、雑草が繁茂すると、害虫の発生や敷地内の管理状態の悪化につながる場合があります。
国土交通省の空き家管理チェックリストでも、敷地内の清掃や庭木の枝の剪定などが確認項目として挙げられています。
自分で作業する場合は無理のない範囲にとどめ、高所の枝など危険を伴う作業は専門業者への依頼を検討しましょう。
水回りと排水設備を確認する
実家が空き家になる前には、水回りの状態も確認しておきましょう。
台所、洗面所、浴室、トイレなどで、水漏れや排水の異常がないか確認します。
長期間住宅を使用しない場合には、排水設備の管理方法についても考えておく必要があります。
国土交通省の空き家管理チェックリストでは、排水設備の通水が管理項目の一つとして示されています。
今後、長期間使用しない予定がある場合は、住宅設備の種類や状態を確認し、適切な管理方法について専門業者などに相談しておきましょう。
室内の換気とカビを確認する
人が住まなくなると、窓を開ける機会や掃除の頻度が減少します。
そのため、室内に湿気がこもり、カビなどが発生する可能性があります。
10月の帰省では、各部屋の空気を入れ替えながら、壁、天井、押し入れ、クローゼットなどを確認しましょう。
家具を壁際に置いている場合は、家具の裏側も確認しておくと安心です。
国土交通省も空き家管理において通気や換気を確認項目として挙げています。
今後の管理が難しい場合は、家族だけで対応するのではなく、空き家管理サービスなどの利用も含めて検討するとよいでしょう。
害虫や小動物の痕跡を確認する
室内や物置などに、害虫や小動物が侵入した痕跡がないかも確認しましょう。
異臭、糞尿の跡、食品への被害、建物の隙間などがないか確認します。
空き家を長期間管理しない状態にすると、害虫や小動物による被害に気付きにくくなる可能性があります。
異常を発見した場合は、無理に駆除しようとせず、被害の内容に応じて専門業者へ相談しましょう。
郵便物や重要書類を確認する
実家が空き家になると、郵便受けに郵便物がたまることもあります。
10月の帰省時に郵便受けを確認し、重要な通知が届いていないか確認しておきましょう。
税金、保険、金融機関、契約関係などの書類が届いている可能性もあります。
ただし、所有者本人の郵便物や書類を家族が無断で開封したり処分したりすることは避けましょう。
所有者本人に確認しながら、今後誰が郵便物や重要書類を管理するのかを家族で決めておくことが大切です。
実家の荷物や重要書類を整理する
将来空き家になる可能性があるなら、家の中の荷物も少しずつ整理しておきましょう。
家具、家電、衣類、書籍など、長期間使用していない物が大量に残っている場合は、今後の管理や売却、活用の際に整理の負担が大きくなる可能性があります。
ただし、所有者の確認なしに荷物を処分するのは避けましょう。
特に不動産の権利関係に関する書類、契約書、登記関係の書類、保険関係の書類などは、将来必要になる可能性があります。
処分する前に家族で確認し、大切な書類はまとめて保管しておきましょう。
家の設備が正常に使えるか確認する
照明、エアコン、給湯器、換気扇などの設備も確認しておきましょう。
普段使用している設備でも、故障や劣化が進んでいると、空き家になってから不具合が発覚する可能性があります。
10月は冬に向けた準備を始める時期でもあるため、給湯設備や水道設備などの状態を確認しておくと安心です。
設備を長期間使用しない場合の対応方法は、設備の種類やメーカーによって異なります。取扱説明書やメーカーの案内を確認し、必要に応じて専門業者へ相談しましょう。
台風や大雨の後は特に注意する
10月の帰省で特に確認したいのが、台風や大雨による建物への影響です。
屋根材、外壁、雨どい、窓、雨戸などに破損がないか確認しましょう。
敷地内では、排水口や側溝が落ち葉などでふさがれていないか確認します。
雨水が適切に排水されない状態が続くと、敷地や建物への影響につながる可能性があります。
国土交通省の空き家管理チェックリストでも、建物外部の確認に加えて、排水設備や敷地の状態などを確認することが示されています。
危険な場所には近づかず、被害が疑われる場合は専門業者に点検を依頼しましょう。
空き家になる前に家族で今後の方針を決める
10月の帰省で大切なのは、住宅の点検だけではありません。
実家が将来的に空き家になる可能性があるなら、今後どうするのかを家族で話し合っておきましょう。
例えば、親が住み続けるのか、子どもや親族が住むのか、賃貸などで活用するのか、売却するのかなど、複数の選択肢があります。
国土交通省も、空き家になる前から家族で話し合い、住まいを今後どうするのか考えておくことを案内しています。
何も決めないまま空き家になると、誰が管理するのか分からず、建物の点検や庭の手入れなどが後回しになる可能性があります。
10月の帰省をきっかけに、家族で実家の今後について話し合っておきましょう。
空き家になる前に確認したいポイント
10月に実家へ帰省したら、まず建物の外観を確認します。
屋根や外壁、雨どいなどに破損がないか確認し、台風や大雨の後であれば特に注意しましょう。
次に室内へ入り、雨漏り、湿気、カビ、水回りなどを確認します。
玄関や窓の鍵、雨戸などの防犯設備も確認しておきましょう。
庭では、雑草や庭木の状態を確認し、道路や隣接地への影響がないか確認します。
さらに、郵便物や重要書類、家の中の荷物を整理します。
最後に、実家が空き家になった場合に誰が管理するのか、売却や活用を検討するのかなど、家族で今後の方針を話し合います。
このように、実家が空き家になってから対策するのではなく、住んでいる段階から準備しておくことが大切です。
空き家を放置する前に対策を考えましょう
空き家は、管理されない状態が続くと、建物の劣化や防犯、衛生、周辺環境などの問題につながる可能性があります。
また、現在の空家等対策の推進に関する特別措置法では、適切な管理が行われていない空き家について、管理不全空家等や特定空家等として必要な措置の対象となる制度があります。
国土交通省は、2026年9月3日に関連ガイドラインを改正しています。
そのため、実家が将来空き家になる可能性がある場合は、問題が発生してから対応するのではなく、早い段階から管理や活用について考えておくことが重要です。
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このようなお悩みがある場合は、空き家になってから対応するのではなく、住んでいる段階から専門家へ相談することも選択肢の一つです。
空き家活用TEAMRは、全国の空き家を価値ある不動産に変える集団です。
10月の帰省で実家の状態を確認したものの、今後の管理や売却、活用について判断できない場合は、まず現在の住宅の状態や所有関係を整理してみましょう。
実家が空き家になる前の準備から、売却や活用についてのお悩みまで、空き家活用TEAMRへお気軽にお問い合わせください。