【7軒に1軒が空き家!?】実家を放置する前に知っておきたい5つの選択肢
「親が住んでいた実家が空き家になったけれど、どうすればいいかわからない」
「遠方にある空き家をなかなか管理できない」
「売ったほうがいい?それとも貸したほうがいい?」
そんな悩みを抱えていませんか?
実は、現在日本の住宅のおよそ7軒に1軒が空き家です。
総務省の「令和5年住宅・土地統計調査」によると、2023年の全国の空き家は900万戸、空き家率は13.8%と過去最高になっています。つまり、空き家は決して「一部の人だけの問題」ではありません。
特に、相続した実家や親が住まなくなった家は、そのままにしておくと管理の負担が大きくなることがあります。
今回は、空き家に困っている方に向けて、放置する前に知っておきたい5つの選択肢をわかりやすくご紹介します。
空き家を放置するとどうなる?
「誰も住んでいないだけだから、しばらくそのままで大丈夫」
そう考えてしまう方も少なくありません。
しかし、空き家は人が住まなくなることで、換気不足による湿気やカビ、雨漏り、雑草、害虫などの問題が起こる可能性があります。
また、建物の老朽化が進むと、倒壊などの安全面や、不法侵入などの防犯面でも周辺環境に影響を与える場合があります。国土交通省も、空き家の適切な管理や活用を進めています。
さらに、2023年12月に改正空家法が施行され、「管理不全空家」という区分も設けられました。
「まだ問題が起きていないから大丈夫」ではなく、状態が悪化する前に、今後どうするかを考えておくことが大切です。
空き家に困ったら知っておきたい5つの選択肢
空き家を所有しているからといって、必ず「売却」しなければいけないわけではありません。
家の状態や立地、今後の予定によって、さまざまな選択肢があります。
① 管理する
「将来的に自分や家族が住むかもしれない」という場合は、定期的に管理しながら維持する方法があります。
換気や清掃、通水、庭の手入れなどを行い、雨漏りや建物の傷みがないか確認しておきましょう。
遠方に住んでいて管理が難しい場合は、空き家管理サービスなどを利用する方法もあります。
ただし、管理者の負担も大きいため、長期的に見て今後どうするのかも合わせて考えておくと安心です。
② 貸す
「自分では住まないけれど、家を残したい」
そんな場合は、リフォームなどを行って賃貸物件として活用する方法があります。
戸建て住宅は、アパートやマンションとは違い、庭や広さなどを求める人にとって魅力になることもあります。
ただし、リフォーム費用や賃貸需要、維持管理費などを考える必要があります。
「この場所で賃貸需要があるのか?」を確認してから判断することが大切です。
③ 売る
「今後住む予定がない」
「管理を続けるのが難しい」
という場合は、売却も選択肢のひとつです。
「古い家だから売れない」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、不動産の価値は築年数だけで決まるものではありません。
土地の広さや立地、周辺環境、建物の状態などによって、売却方法や活用方法が変わる可能性があります。
まずは不動産会社に相談して、現在の価値を知ることから始めてみましょう。
④ 活用する
空き家は、住宅として住む・貸すだけではありません。
物件によっては、
- 店舗
- 事務所
- シェアハウス
- 趣味のスペース
- 地域の交流スペース
など、別の用途に活用できる可能性もあります。
「空き家だから使えない」のではなく、「この家なら何ができるだろう?」という視点で考えてみることがポイントです。
⑤ 解体して土地として活用する
建物の老朽化が進み、修繕や活用が難しい場合には、建物を解体して土地として活用する方法もあります。
ただし、解体には費用がかかるため、「とりあえず解体しよう」と決めるのはおすすめできません。
土地の状況や用途地域、接道状況などによって活用方法が変わるため、解体する前に不動産会社などへ相談しましょう。
相続した実家は、早めの確認がおすすめ
空き家問題で特に多いのが、**「親から実家を相続したけれど、自分は住んでいない」**というケースです。
相続した不動産については、2024年4月1日から相続登記の申請が義務化されています。
原則として、不動産を相続で取得したことを知った日から3年以内に相続登記を申請する必要があります。正当な理由なく申請を怠った場合は、10万円以下の過料の対象となる可能性があります。
また、2024年4月1日より前に相続した不動産についても、相続登記が済んでいない場合は対象となり、原則として2027年3月31日までに申請する必要があります。
「実家だから」とそのままにせず、
誰が所有しているのか
↓
家の状態はどうなのか
↓
今後どうするのか
を家族で一度整理しておきましょう。
「売る・貸す・活用する」どれが正解?
空き家の対応には、すべての人に当てはまる正解があるわけではありません。
例えば、
将来住む予定がある → 管理する
家を残しながら活用したい → 貸す
今後住む予定がなく、管理の負担を減らしたい → 売る
建物の特徴を活かしたい → 活用する
建物の老朽化が進んでいる → 解体して土地として活用する
というように、家の状態や所有者の希望によって選択肢は変わります。
だからこそ、最初から「売る」「解体する」と決めるのではなく、それぞれの方法を比較してから判断することが大切です。
まとめ|空き家は「放置する前」に考えよう
日本では約7軒に1軒が空き家となっており、空き家は私たちにとっても身近な問題になっています。
そして、空き家は時間が経つほど建物の状態や管理について考える必要が出てきます。
だからこそ、
「いつか考えればいい」ではなく、「今のうちに選択肢を知っておく」
ことが大切です。
空き家には、
- 管理する
- 貸す
- 売る
- 活用する
- 解体する
というさまざまな選択肢があります。
「相続した実家をどうすればいいかわからない」
「空き家を管理できていない」
「売るか貸すか迷っている」
そんなときは、一人で悩まず、まずは不動産会社などの専門家に相談してみましょう。
空き家は、早めに考えることで選択肢が広がることがあります。
大切な家を「負担」で終わらせないために。
その家に合った、これからの活かし方を考えてみませんか?
空き家活用TEAMRへのご相談
空き家は、ただ所有しているだけでは固定資産税や維持管理の負担が続きます。一方で、立地や建物の状態によっては、売却や活用によって新たな価値を生み出せる可能性があります。
「空き家を売却したほうがよいのか知りたい」「活用できる可能性があるのか相談したい」「空き家をこのまま所有し続けるべきか迷っている」といった場合は、早めに専門家へ相談することをおすすめします。
空き家の状況は一軒ごとに異なります。固定資産税だけで判断せず、物件の状態や立地、今後の活用方法などを踏まえて、納得できる選択肢を検討しましょう。
空き家活用TEAMRは、全国の空き家を価値ある不動産に変える集団です。
相続した空き家の売却や活用についてお悩みの方は、空き家活用TEAMRへお気軽にお問い合わせください。
