太宰府市の実家じまいで困る残置物を処分する方法と費用を解説
実家じまいでは、家具や家電、衣類、食器、日用品などの残置物をどう処分するかが大きな問題になります。
太宰府市では、残置物の種類や量に応じて、粗大ごみとして出す方法や処理施設へ持ち込む方法、許可を受けた事業者へ依頼する方法などがあります。
特に、家一軒分の残置物をまとめて処分する場合は、通常の家庭ごみのルールだけでは対応しきれないことがあります。
この記事では、太宰府市で実家じまいをする際の残置物の処分方法や費用、注意点について解説します。
太宰府市で実家じまいの残置物を処分する方法
残置物の処分方法は、大きく分けると次の方法があります。
自分で分別して通常の家庭ごみとして出す方法。
粗大ごみとして市に収集してもらう方法。
処理施設へ自分で持ち込む方法。
大量のごみを市の臨時収集などで処分する方法。
一般廃棄物の処理について適切な許可を持つ事業者へ依頼する方法です。
どの方法が適しているかは、残置物の量や種類、処分までにかけられる時間によって変わります。
少量なら通常の家庭ごみとして処分する
衣類や食器、日用品など、通常の家庭ごみとして出せるものは、太宰府市の分別ルールに従って処分できます。
ただし、家庭ごみには一度に出せる量などのルールがあります。
実家じまいでは大量のごみが発生しやすいため、すべてを通常のごみ収集だけで処分しようとすると、かなりの時間がかかる可能性があります。
また、実家の片付けで出たごみを一度に大量に集積所へ出すことは、近隣への負担にもつながります。
少量ずつ処分できる場合に適した方法と考えるとよいでしょう。
家具やベッドなどは粗大ごみとして処分する
タンス、ベッド、マットレス、ソファ、机、椅子、自転車などは、太宰府市の粗大ごみとして処分できるものがあります。
粗大ごみは事前予約が必要で、基本的に1回につき5個までとなっています。
粗大ごみの処分には、1個につき500円の粗大ごみ・せん定枝シールを使用します。
ただし、大きさや重量などによってシールが複数枚必要になる場合があります。
実家に大型家具が数点しかない場合には、比較的費用を抑えて処分できる方法です。
一方で、家一軒分の家具を処分する場合は、回収回数や搬出作業を考える必要があります。
自分で処理施設へ持ち込む方法もある
車両などを用意できる場合は、残置物を処理施設へ直接持ち込む方法があります。
太宰府市では、ごみの種類によって搬入先が異なります。
もえるごみはクリーン・エネ・パーク南部、もえないごみやもえない粗大ごみは太宰府市環境美化センターなどで処理します。
太宰府市環境美化センターへもえないごみやもえない粗大ごみを持ち込む場合、使用料は10kgにつき140円です。
また、廃木材や木製家具などについては、大野城環境処理センターで処理できる場合があります。
こちらは10kgにつき110円です。
ただし、施設によって受け入れ可能な品目や大きさ、受付日時などが異なるため、搬入前に確認することが大切です。
自分で持ち込めれば費用を抑えやすい一方、大型家具を家から運び出す作業や車両の手配が必要になります。
大量の残置物は臨時収集を検討する
実家じまいでは、引っ越しや家の売却に伴って大量のごみが出ることがあります。
太宰府市では、臨時的に発生した家庭系廃棄物について、臨時収集を利用できる場合があります。
市の一般廃棄物収集手数料では、家庭系廃棄物の臨時収集はトラックの半分程度の量を単位として設定されています。
ただし、実際にどの程度の量を収集できるかや、残置物の種類によって対応が異なる場合があります。
大量の残置物がある場合は、事前に太宰府市へ相談し、利用できる処分方法を確認すると安心です。
家電4品目は粗大ごみとして処分できない
実家じまいで特に注意したいのが、家電4品目です。
テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は、家電リサイクル法の対象となっているため、太宰府市の粗大ごみとして出すことはできません。
これらを処分する場合は、購入した店舗や買い替えた店舗、電化製品取扱店、適切な収集運搬業者などに依頼します。
処分にはリサイクル料金や収集運搬料金がかかります。
そのため、実家じまいを始める際には、家具だけでなく家電の種類と台数も先に確認しておくことが重要です。
パソコンや処理困難物にも注意する
パソコンや一部の処理困難物も、通常の粗大ごみとして処分できない場合があります。
太宰府市では、パソコンについてメーカーによる回収などの方法が案内されています。
また、建築廃材、消火器、タイヤ、廃油、薬品などは、専門の事業者への依頼が必要になる場合があります。
実家の倉庫や物置まで片付ける場合は、こうした処分が難しいものが見つかることもあります。
片付けを始める前に、処分できないものがないか確認しておきましょう。
残置物の処分費用はどのくらいかかる?
残置物の処分費用は、処分方法と物量によって大きく変わります。
少量の粗大ごみであれば、太宰府市の粗大ごみシールを利用することで、1個500円を基本として処分できます。
処理施設へ自分で持ち込む場合は、10kg単位の重量に応じた処理手数料が必要です。
例えば太宰府市環境美化センターに100kgの対象ごみを持ち込む場合、処理手数料は1,400円が目安になります。
ただし、これは処理施設まで自分で運搬する場合の費用です。
実家からの搬出作業、車両費、分別作業、家電リサイクル料金などは別途必要になる場合があります。
残置物が大量にある場合は、処分費だけでなく、搬出や分別にかかる手間も含めて考えることが大切です。
残置物処分を業者に依頼するときの注意点
実家じまいでは、残置物の量が多く、自分たちだけでは搬出できないケースもあります。
その場合は、適切な許可や法令上必要な資格などを確認したうえで、処分を依頼する事業者を選びましょう。
特に注意したいのが、家庭から出る廃棄物を無許可で回収する事業者です。
産業廃棄物処理業の許可や古物商の許可だけでは、家庭から出る一般廃棄物の収集運搬を行えるとは限りません。
「何でも無料で回収します」「家の中の不用品をすべて持っていきます」といった広告だけで判断するのではなく、適切な処理ができる事業者か確認することが重要です。
また、処分費用については、作業前に見積もりを取得し、何が料金に含まれているのか確認しておくとトラブルを防ぎやすくなります。
実家じまいでは残置物を先に処分しすぎないことも重要
実家を売却する予定がある場合、残置物をすべて処分してから売却について考えるのではなく、不動産の状態を確認してから片付けを進める方法もあります。
家具や家電を撤去することで室内が見やすくなる一方、残置物の中には処分せずに残しておいたほうがよいものもあります。
例えば、権利関係を確認する書類、契約書、登記関係の書類、通帳や印鑑、貴重品、写真や思い出の品などです。
また、古い家財の中に価値のあるものが含まれている可能性もあります。
そのため、最初に必要なものと不要なものを仕分けし、その後に処分を進めることが大切です。
実家じまいの残置物処分は売却計画と合わせて考える
実家じまいでは、残置物の処分だけを考えるのではなく、その後の不動産をどうするのかまで含めて計画することが重要です。
売却するのであれば、残置物の処分費用だけでなく、建物の状態、土地の状況、境界、相続登記などについても確認する必要があります。
特に、残置物が多いからといって、所有者の判断だけで処分してしまうのは避けましょう。
相続人が複数いる場合や共有名義になっている場合は、処分について関係者間で確認しておくことが大切です。
また、売却を予定している場合は、先に不動産会社などへ相談し、どこまで片付ければよいのか確認しておくと、余計な処分費用を抑えられる可能性があります。
太宰府市の実家じまいは残置物と不動産をまとめて考えよう
太宰府市で実家じまいをする場合、少量の残置物なら家庭ごみや粗大ごみとして処分し、大量にある場合は処理施設への持ち込みや臨時収集などを検討できます。
ただし、家電4品目やパソコン、処理困難物などは通常の粗大ごみとは処分方法が異なります。
また、家一軒分の残置物を処分する場合は、分別、搬出、運搬、処分という作業が発生するため、費用だけでなく時間や労力も考える必要があります。
さらに、実家を売却するのであれば、残置物の処分と不動産売却を別々に考えるのではなく、一連の流れとして整理することが大切です。
実家じまいの進め方や残置物の処分方法、売却までの流れについて悩んでいる場合は、早い段階で専門家に相談すると安心です。
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