BLOG

空き家になった実家の片付けを効率的に終わらせる方法|自分でできるコツから業者選定のポイントまで解説

「実家を相続したが、家具や荷物がそのままで手がつけられない」

「片付けようと思って帰省したものの、あまりの物の多さに途方に暮れてしまった」

空き家となった実家の片付けは、精神的にも肉体的にも非常に重い負担となる作業です。思い出の品を整理する辛さに加え、粗大ゴミの搬出や分別ルールの複雑さが立ちはだかり、何年も放置してしまうケースは珍しくありません。

しかし、片付けを先延ばしにすることは、建物の劣化を早め、固定資産税の負担や「特定空き家」指定のリスクを高めることにつながります。

この記事では、不動産活用のプロの視点から、実家の片付けを効率的に終わらせるための具体的な手順と、自力で行うか業者に依頼するかの判断基準、そして絶対に失敗しない業者の選び方までを徹底解説します。

なぜ実家の片付けは進まないのか?挫折しないための心構え

作業に入る前に、なぜ多くの人が実家の片付けで挫折してしまうのか、その理由を知っておきましょう。それは単なる「掃除」とは性質が異なるからです。

「思い出」が判断を鈍らせる

実家の片付けで最も時間がかかるのは、ゴミ袋に詰める作業ではなく、「捨てるかどうかの判断」です。アルバム、手紙、衣類など、一つひとつに思い出が詰まっているため、手に取るたびに手が止まってしまいがちです。

圧倒的な「物量」と「分別」の壁

長年住み続けた家には、想像を絶する量の物が蓄積されています。また、自治体ごとのゴミ分別ルールは年々厳しくなっており、スプレー缶、陶器、大型家具などを仕分けるだけでも膨大なエネルギーを消費します。

挫折しないための鉄則

重要なのは、「完璧を目指さない」ことです。一度の帰省ですべて終わらせようとせず、計画的に進めることが成功の鍵です。また、自分たちだけで抱え込まず、状況に応じてプロの手を借りる決断も必要です。

【自力で実践】空き家片付けを効率化する5つのステップ

費用を抑えるために、まずは家族や親族で片付けを行いたいという方へ。無計画に始めると必ず行き詰まります。以下のステップに沿って、効率的に進めましょう。

ステップ1:スケジュールの確保と自治体ルールの確認

まず、ゴミの収集日を確認します。特に粗大ゴミや燃えないゴミの日は限られているため、その日に合わせて作業日を設定します。

また、自治体によっては「臨時ゴミ収集(有料)」を依頼できる場合や、クリーンセンターへの持ち込みが可能な場合があります。事前に電話やホームページで確認し、軽トラックの手配が必要かどうかも検討しましょう。

ステップ2:ライフラインの確認

電気と水道は、掃除や休憩のために必要です。解約してしまっている場合は、片付け期間中だけ一時的に開栓の手続きを行ってください。ガスは閉栓したままで問題ありません。

ステップ3:「残すもの」から先に決める

「捨てるもの」を探すのではなく、「絶対に残すもの」を先に選び、別の場所へ退避させましょう。

  • 貴重品: 現金、通帳、実印、権利証(登記識別情報通知)、貴金属
  • 思い出の品: 写真、位牌、形見分けしたい品

これらを確保したら、残りは「処分対象」として機械的に処理していくことで、心理的な負担を減らせます。

ステップ4:エリアを区切って「玄関」から攻める

手当たり次第に始めるのはNGです。まずは搬出経路を確保するために「玄関」から片付け、次に「廊下」、そして「各部屋」へと進みます。

部屋ごとに完了させていくことで達成感が得られ、モチベーションを維持しやすくなります。

ステップ5:不用品は「売る」「譲る」「捨てる」で分類

処分するものは以下の3つに分けます。

  1. 売れるもの(リユース): 骨董品、着物、ブランド品、比較的新しい家電など。出張買取業者を利用すると搬出の手間が省けます。
  2. 資源ゴミ・可燃ゴミ: 自治体の指定袋に入れ、収集日やクリーンセンターへ出します。
  3. 粗大ゴミ: 大型家具など。自治体の回収シールを貼って出すか、処理施設へ持ち込みます。

「自力」か「業者」か?判断の分かれ目

自分たちでやるべきか、プロの業者(遺品整理業者・不用品回収業者)に依頼すべきか迷う場合は、以下の基準を参考にしてください。

業者に依頼すべきケース

  • 実家が遠方にあり、何度も通う交通費と時間がかかる
  • 一軒家で荷物が大量にあり(4DK以上など)、人手が足りない
  • エレベーターのない団地やマンションの高層階である
  • ピアノや大型金庫など、素人では運び出せない重量物がある
  • 期限が決まっており(売却予定など)、早急に空にする必要がある

業者依頼のメリットとコスト感

業者に依頼する最大のメリットは「時間」です。自分たちなら数ヶ月かかる作業が、プロなら1日〜数日で完了します。

費用相場は、荷物の量や家の広さによりますが、3LDK〜4LDKの一軒家で荷物が多い場合、30万円〜60万円以上かかることもあります。決して安くはありませんが、交通費や労力、精神的な負担を考慮すると、コストパフォーマンスが良いケースも多々あります。

絶対に失敗しない片付け業者の選び方と注意点

業者選びを間違えると、高額請求や不法投棄トラブルに巻き込まれるリスクがあります。以下のポイントを必ずチェックしてください。

1. 「一般廃棄物収集運搬業」の許可を確認する

これが最も重要です。家庭から出るゴミ(一般廃棄物)を回収・運搬するには、市区町村の**「一般廃棄物収集運搬業許可」**が必要です。

多くの不用品回収業者は「産業廃棄物収集運搬業許可」や「古物商許可」しか持っていません。これらだけでは家庭ゴミの処分は違法です。

正規の業者は以下のいずれかの形態をとっています。

  • 自社で「一般廃棄物収集運搬業許可」を持っている
  • 許可を持つ業者と提携している(運搬は許可業者が行う)
  • ゴミは指定場所まで運び出し、収集は自治体に依頼するスタイルをとっている

「何でも回収します」とトラックで巡回している無許可の業者には絶対に依頼しないでください。回収された荷物が山林などに不法投棄された場合、依頼主であるあなたが責任を問われる可能性があります。

2. 必ず相見積もりを取る(現地見積もり必須)

電話やメールだけの見積もりは避け、必ず現地を見てもらってから見積もりを出してもらいましょう。荷物の量や搬出経路によって費用は大きく変わります。

3社程度から相見積もりを取り、「作業員数」「処分費」「車両費」「追加料金の有無」が明確に記載されているかを比較します。「一式」としか書かれていない業者は避けた方が無難です。

3. 「買取り」ができる業者を選ぶ

片付けと同時に、骨董品や家具などの「買取り」を行ってくれる業者(古物商許可を持っている業者)を選ぶと、処分費用から買取り金額を差し引くことができ、トータルの費用を抑えられます。

片付けが終わった後の「空き家」どうしますか?

苦労して実家を片付け、家の中が空っぽになったとき、多くの人が次に直面するのが「この空き家をどうするか」という問題です。

片付けはゴールではなく、資産活用のスタートラインです。

  • 売却する: 維持費から解放され、現金を相続人で分配する
  • 賃貸に出す: リフォームして家賃収入を得る
  • 解体する: 更地にして土地として売却、または活用する

どの選択肢がベストかは、建物の状態や立地、そしてご家族の意向によって異なります。しかし、片付けで疲れ切ってしまい、そのまま空き家として放置してしまうと、再びカビや汚れが発生し、資産価値を下げてしまうことになります。

空き家の片付けから売却・活用まで、ワンストップで解決しませんか?

「片付け業者はどこを選べばいいか分からない」

「片付けた後の不動産売却や活用についても相談したい」

「遠方で立ち会えないので、鍵預かりで全て任せたい」

実家の片付けでお悩みの方は、ぜひ私たち「空き家活用TEAMR」にご相談ください。

TEAMRは、単なる片付け業者ではありません。全国の空き家を価値ある不動産へと再生させるプロフェッショナル集団です。

私たちは、信頼できる整理業者・解体業者との強固なネットワークを持ち、お客様の状況に合わせた最適な片付けプランをご提案します。

さらに、片付けが終わった後の「出口戦略」までワンストップでサポートできるのが私たちの強みです。

「まずは荷物を整理したい」という段階からでも構いません。空き家整理のその先にある、お客様の資産価値最大化まで伴走いたします。

お見積もりやご相談は無料です。煩わしい実家の片付け問題を解決し、肩の荷を下ろすために、まずは下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。