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空き家を“そのままにして5年”のリアル。3月に一度だけ確認してほしいこと

空き家は「今すぐ何か起きるわけではない」と思われがちですが、数年放置すると状況は大きく変わります。
特に5年程度放置された空き家では、税金、建物の劣化、近隣トラブルなどの問題が現実的に発生し始めます。

この記事では、空き家をそのままにして5年が経過した場合に起こりやすいことと、3月のタイミングで確認してほしいポイントを解説します。空き家の所有者が「知らなかった」で損をしないための基本を整理します。

空き家を5年放置すると起こりやすい現実

建物の劣化が急速に進む

人が住まない家は想像以上に劣化が早く進みます。
住宅は本来、人が生活することで換気や湿度調整が自然に行われています。しかし空き家になると空気の入れ替えがなくなり、湿気がこもりやすくなります。

5年程度放置されると、次のような状態が見られることが珍しくありません。

雨漏りや屋根の傷み
シロアリ被害
床や柱の腐食
カビの発生
給排水設備の劣化

この状態になると、修繕費が大きくなり、売却や活用のハードルが上がります。

防犯リスクが高まる

空き家は犯罪の対象になりやすいと言われています。
人の出入りがない家は外から見ても分かりやすく、侵入や不法利用の対象になるケースもあります。

特に次のような状態は注意が必要です。

郵便物が溜まっている
庭の草木が伸び放題
夜も常に暗い

こうした状態は「管理されていない家」と見られやすく、防犯上のリスクが高まります。

税金や行政対応のリスク

空き家を長期間放置すると、行政からの指導対象になる可能性があります。

日本では2015年に空き家対策を強化する法律が施行され、管理状態が悪い空き家は「特定空き家」に指定されることがあります。

特定空き家に指定されると、自治体から次のような段階的な対応が行われます。

助言や指導
勧告
命令
行政代執行

勧告を受けると、住宅用地の税制優遇が外れる可能性があり、固定資産税の負担が大きく増える場合があります。

つまり、空き家は「持っているだけなら大丈夫」というものではなく、管理状況が重要になります。

空き家が5年放置される背景

空き家が長期間放置される理由は決して珍しいものではありません。

よくある理由として次のようなものがあります。

相続したが使い道が決まらない
売るか残すか家族で意見が分かれている
解体費用が高く決断できない
遠方に住んでいて管理が難しい

これらの事情は多くの人が抱えるものです。
しかし時間が経つほど建物の状態は悪化し、選択肢が減っていくことも事実です。

3月に一度だけ確認してほしい3つのポイント

空き家問題を難しく感じる方も多いですが、まずは現状を確認することが重要です。
特に3月は年度の区切りでもあり、空き家の整理を考える良いタイミングです。

1建物の状態を確認する
まずは建物の状態を確認しましょう。

屋根の破損
雨漏りの有無
外壁のひび割れ
庭や敷地の管理状況

もし遠方で確認できない場合は、管理サービスや専門家に点検を依頼する方法もあります。

2名義や相続の整理
空き家問題で多いのが「名義が曖昧な状態」です。

相続手続きが終わっていない
共有名義になっている
誰が管理するか決まっていない

こうした状態は、売却や活用の判断を難しくします。
まずは登記や権利関係を整理することが重要です。

3今後の方向性を決める
空き家は「どうするか」を決めることで動き始めます。

主な選択肢は次の通りです。

売却する
賃貸として活用する
解体して土地として利用する
管理しながら将来に備える

重要なのは、早い段階で方向性を考えておくことです。

空き家は放置するほど選択肢が減る

空き家問題は、時間が経つほど解決が難しくなる傾向があります。

建物が傷む
費用が増える
買い手が見つかりにくくなる

逆に言えば、早い段階で動くことで選択肢は広がります。

「まだ大丈夫」と思っているうちに数年が過ぎてしまうケースは少なくありません。
3月という節目に一度だけ現状を確認することが、将来の負担を減らす第一歩になります。

空き家のことで悩んだら空き家活用TEAMRへ

空き家の問題は、所有者だけで解決するのが難しいことも多くあります。
相続、管理、活用、売却など、状況によって最適な方法は変わります。

空き家活用TEAMRは、全国の空き家を価値ある不動産に変えることを目的とした専門チームです。

空き家をどうするべきか
売却したほうがいいのか
活用できる可能性はあるのか

こうした悩みを整理し、状況に合った選択肢を一緒に考えることができます。

空き家を「負担」から「価値」に変える第一歩として、まずはお気軽にご相談ください。