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⑫<日本初!空き家活用特化型組織~TEAMR~>空き家活用の事例3選!

日本の空き家活用事例3選! 地域を元気にするアイデアたち

最近、空き家を上手に活用して、地域を元気にする取り組みが日本各地で進んでいます。

空き家問題に悩んでいる地域も多いですが、そこを逆手に取って、地域に新たな活力を生み出している事例が増えてきています。

今回はその中でも、特に面白くてユニークな3つの事例を紹介します!

1. 広島県尾道市「空き家再生プロジェクト」
広島県尾道市では、空き家を活用して地域の魅力を再発見する「尾道空き家再生プロジェクト」が進行中です。このプロジェクトは、空き家をリノベーションして、移住希望者が新しい場所 での生活を始めるサポートをするものです。ボランティアの力を借りて、チャリティイベントや町歩き、空き家再生ワークショップを開催するなど、地域住民と一緒に活気を取り戻すための活動が行われています。特に面白いのは、100軒以上の空き家マッチングが実現し、若い移住者たちがその空き家をリノベーションして、カフェや小さなショップを開いている点です。これによって、尾道は新しいエネルギーに満ち、移住者が増えたことで、街の活性化にも繋がっています。
2. 徳島県牟岐町「出羽島プロジェクト」
次に紹介するのは、徳島県牟岐町の離島・出羽島で行われている「出羽島プロジェクト」です。ここでは、昭和初期に建てられた木造の空き家を、観光客や地元住民が集まる拠点施設に改装しました。1階には、通り土間を作って、地域住民が気軽に立ち寄れる空間を作り、2階には吹き抜けを設けて、開放感のある空間に仕上げました。古い建物の良さを残しつつ、現代的な要素も取り入れたこのリノベーションは、観光客にとっても楽しめる場所となり、地域の魅力をさらに発信する手助けをしています。さらに、行政や地元の人々との連携が強化され、地域の活性化にも大きく貢献しています。地元の伝統を大切にしながら、観光業の発展に貢献しているこのプロジェクトは、まさに地域再生のモデルケースです。
3. 和歌山県湯浅町「千山庵」
和歌山県湯浅町では、空き家を利用して、宿泊施設「千山庵」をオープンしました。この施設は、地元のみかんを使ったEC販売事業をしている上野真歳さんが、自治体のサポートを受けて開業したものです。古民家をリノベーションして作られた「千山庵」は、内装がとてもおしゃれで居心地が良く、宿泊した人たちから高評価を得ています。さらに、メディアに取り上げられることも多く、テレビ番組や雑誌の撮影依頼が殺到。これにより、湯浅町の観光資源としての価値もアップしました。地元の特産品を活かしながら、観光業にも貢献しており、地域経済を支える大きな要素になっています。

これらの事例から分かることは、空き家を活用するためのアプローチは地域ごとにさまざまで、それぞれの地域の特徴を活かしながら柔軟に対応しているということです。

例えば、観光資源として活用する方法や、コミュニティの拠点として使う方法など、アイデア次第で空き家は新たな価値を生み出すことができるのです。

今後も日本各地で、空き家を使って地域を元気にする取り組みが増えていくことを期待しています!

TEAMR 北海道担当 成田

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